「無敵の人」は、衝撃だね。
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日曜夜のフジテレビのMr.サンデー で、取り上げられた、「無敵の人」は、衝撃だった。
黒子のバスケの脅迫犯への取材で、犯人が赤裸々に自分を語っていた。
というか、とても正直に己を語っていた。
こういう、ある意味まともな人間が、罪を犯したのか、という感じだ。
小さい頃に、母親に髪をながくしたら、みっともない、かわいくない、と言われながら、育った。
親に虐待を受けていたかは、tvではわからなかったが、愛情を受けていないのは、明らかだった。
自分は、誰からも愛されない、と思い込んで過ごし育ち、人と関わってこなかった。
今まで、年収200万を越えたことがない。
未来に希望が全然ない。
糞みたいな人生だ。
だから、どうでもよくなって、成功者である黒子のバスケの脅迫をしたと。
そして、何も守るものがないから、「私は無敵の人です」と言う。
なんら攻撃性を感じない人で、客観的にもなれる人で、悪人の要素がない。
逮捕直後の薄ら笑う自分の映像を見て、こんなキモイ奴は、死刑でもよいよ、と言う。
別に、犯罪をしてもしなくても、よかったんじゃないか?ただ、終わらせたかったんだな、と思った。
これは、可哀想な人だ。
こういう人を見ると、犯罪者がすべて悪い訳ではないと思ってしまう。
自分は、誰からも愛されない、と思い込んでしまったのが、不幸の源だった。
しかし、この人から発せられた、「私は無敵の人です」、という言葉は、衝撃だ。
そして、これから、「無敵の人」は、増えることはあっても、減ることはないと言う。
そうかもしれない。
攻撃性のある人だけが、他者への犯罪を犯すのではなく、自暴自棄になった「無敵の人」も、他者を攻撃するようになっていくのかも知れない。
けど、この人からは、自暴自棄すら、あまり感じられなかった。
ある種、悟りの人のようにさえ思えたのだが。
これが、これからの世間の予兆のようにならなければ、よいのだが。
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