石原慎太郎の引退会見が、必見(3)。 ~日本の会計制度について~
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最終更新日:2020/08/20
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昨日、一昨日に引き続き、石原慎太郎の引退会見について。
今日は、日本の会計制度について。
石原慎太郎が強調していた、日本の国の会計制度が、単式簿記であることが気になったので、調べてみた。
単式簿記とは、「(収入)-(支出)=(残り)」という、いわゆる収支だけを計算する記帳の方法。
複式簿記も「(収入)-(支出)=(残り)」という計算をすることに変わりはありません。
単式簿記と違うのは、この計算にもう一つの要素を絡めて記帳するところです。
複式簿記では「どのように」売り上げたか、あるいは仕入れたかを記帳しなければなりません。
複式簿記の方が、間違いを防ぐのと見る人がわかりやすい。
要は、不正を未然に防ぐ効果があるようだ。
さて、正確に言えば、日本は、単式と複式を併用している(記事1)。
じゃあなぜ、石原慎太郎がそう言うのかというと、
とはいえ、国会に提出される政府予算案や決算書の記載の仕方は、依然として単式簿記的である、というとその通りです。
国会で審議される予算書、決算書の表示の仕方は、戦後ずっと単式簿記的に表示されています。
もしそれを改めようということなら、国会で財政法や会計法などの改正を行えばよいのですが、まだそうなっていません。
日々の記帳が複式簿記になっているのですから、官僚の側が複式簿記に変えることに抵抗しているという訳ではありません(記事2)。
ということかな?。
しかし、会見では、専門の会計士に見てもらえば、ちゃんとした複式簿記になってない、と鼻で笑いますよ、と言っている。
何か、誤魔化しがあるんだろう、と思う。
財務省が何か一見誤魔化しがないように見せて、誤魔化しているんだろう。
もしかしたら、国の借金がバカでかくて、今にも潰れそうに見せているけど、日本が持っている莫大な資産から考えれば、むしろプラスであることを、誤魔化しているのかもしれない。
複式だと、そうなるんじゃないかな。 よくわからんけど。
石原慎太郎が、初めて東京都に複式簿記を導入した。
そしてその教えを受けて、橋下徹が、大阪府・大阪市に複式簿記を導入した。
世界の常識の複式簿記が導入されたのは、最近なんだな。
この先駆者の石原慎太郎が、言うんだから、現在の国の複式簿記には、何か、不正を誤魔化す仕組みがあるんだろうと思う。
誰か突っ込んで、追求して、解説してほしいな。
少なくとも、石原慎太郎のおかげで、東京都大阪に複式簿記が導入されたんだから、立派な功績と言えよう。
石原慎太郎の引退会見は、下記you tubeから。
【次世代の党】石原慎太郎_引退記者会見➀
日本の会計制度について:20分20頃から
【次世代の党】石原慎太郎_引退記者会見➁
橋下徹について:30秒頃から
佐藤栄作について:5分50秒頃から
田中角榮について:14分頃から
【次世代の党】石原慎太郎_引退記者会見➂
中国について:4分30秒頃から
周恩来とのエピソード:14分20秒頃から
五輪エピソード:17分40秒頃から
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