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朝日の謝罪会見、記者のつっこみが甘すぎる。

公開日: : 朝日新聞

 昨日、朝日新聞の木村社長の謝罪会見を見て、直後に書いた記事でも触れたけど、記者のつっこみが甘すぎるという思いが、繰り返し湧いてくる。

 例えば、
池上彰の記事を掲載するかどうかの話し合いで、木村社長は、「感想を言ったが、杉浦編集担当の判断に任せた」と答えた。 
そこで問答は終わったが、続けて「杉浦編集担当がどう判断したか、社長は事前に聞きましたか?」と質問しないとダメだろう。
もし、「聞いてない」と答えたら、「そういう大事な判断を、事前に聞かないのは、社長として無責任すぎるのではないですか?」と言わないとダメだろう。
逆に、「聞いた」と答えたら、「なぜ、あなたは、言論封殺につながる判断を認めたのですか?それは、杉浦編集担当が判断しただけでなく、社長も同じ判断をしたことを意味するんじゃないですか?」と言わないとダメだ。
さらに、「二人の話し合いに、誰か立ち会っている人は、いましたか?」と聞くべし。
二人が嘘をついたら、後でバレルぞ、という雰囲気に持っていかないとダメだ。

 真実は、二人で相談して、池上彰の記事を掲載しないと判断したに決まっているじゃないか。
こんなの杉浦編集担当に責任を負わせて、社長が逃げてるに決まっている。

 他にも、
吉田証言の誤報については、吉田証言を見れる人を少数に限っていたので、その記者の判断ミスと少数なのでチェックしきれなかったことが原因との言い分だ。
「少数というのは、何人ですか」という質問は出てたけど、「それは答えられない」で引き下がっていた。
「なぜ、人数が答えられないんですか」と聞くべきだろう。
こんなの誰だって、答えられない理由がわからない。
それでも答えないなら、「あなたは、この会見で真実を語って、謝罪するつもりがあるんですか?」と、問い詰めるべきだろう。

 他にもあるけど、最後に、
司会者が、「もうそろそろ、最後の質問にしたいと、思います。」と言って、会見を終わらせたけど、質問がなくなるまで、やらせるべきだった。
「橋下大阪市長でさえ、記者の質問がなくなるまで、会見をやっているんだぞ」
「あんたらがぼろかすに言っている、橋下市長なんか、深夜超えてまで、記者会見をやったぞ」
「こんなに日本のマスコミにとって重大なことなんだから、質問がなくなるまで、やるべきだろう」
と言わないと、ダメだ。

 急に記者会見を開くと言われて、おまけに「吉田証言」だけと思っていたら、「慰安婦問題」にも触れられて、記者連中も、頭が回らなかったかもしれない。
しかし、記者会見なんて、何度も経験してるだろう。 
これぐらい、機転を利かせろよ。 ほんとに。
あんなにたくさん記者がいて、情けない。

まあ、それが朝日新聞の狙いだったんだろうけど。
こずるい、卑怯な朝日新聞と頭の回らなかった記者たちに失望。

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