東電の震災報道の問題
公開日:
:
最終更新日:2014/05/19
マスコミ
懲りずに、上杉隆の「新聞・テレビはなぜ平気でウソをつくのか」の読後、続編。
当時あまりネットを見ていなかったので、東電の震災報道について、真剣に考えたことはなかった。
東電を潰すべきくらいの報道があるべきだったのに、そういう論調は少なくて、なにかおかしいな、とは思っていた。
また、東電を批判する発言をした人をTVで見なくなったな、とは思っていたが、本当に干されていたのだな。
たかじんのそこまでいって委員会で、有名になった中部大学教授・武田邦彦も、TVで見かけなくなった。
原子力村にかかわっていたが、こういうずさんな事故があった以上、それを認め、原子力に反対することを明快に表明していたけれど、あれほどTV受けする人なのに、見なくなった。
東京都知事選も、見事に原子力廃止というテーマが表面化されることはなかった。
全マスコミが、抑制した。
マスコミが、なぜ東電批判を抑えるのか? いまいち、よくわからないのだが、東電からマスコミに流れる、広告費が大きいのだ、という。
しかも、東電から圧力がかかっているのではなく、自主規制しているのだと言う。
本当にそうだとしたら、許しがたいことだ。
東電からの広告費は、東電が電気料金に勝手に組み込んだ金から流れているのだ。
マスコミは、どこまで腐っているのだ。
スポンサードリンク
関連記事
-
ビビる古館、胆っ玉示す産経・加藤。
古舘伊知郎氏らは何をビビッているのか? 産経新聞出版 皆川豪志(記事) この記事は面白かっ
-
日本最悪の既得権益、日本記者クラブ(2) - でっちあげ –
これも 上杉隆の「新聞・テレビはなぜ平気でウソをつくのか」を読んで、驚いたことである。 鉢呂経
-
日本のために戦う甘利大臣。
アメリカとの交渉が難航するTPP交渉で、甘利大臣がアメリカのフロマン代表と怒鳴り合いのやりとりをし
-
マスコミよ、変わらなきゃ!
グローバリズムによって、企業は大変化を強いられ、存亡をかけて、変化してきた。 政治も、不完全と
-
菅官房長官が、日経新聞の報道「拉致被害者の生存者リスト提示」に抗議する。
菅官房長官が、北朝鮮が日朝協議で日本人拉致被害者の生存者リストを提示したとの日経新聞の報道について
-
集団的自衛権について、冷静な分析が欲しい
安倍首相が集団的自衛権について演説した。 演説としては立派であったが、これがいいのかどうか、新
-
カメラ窃盗の競泳冨田の冤罪の件、TVで誰も一言もしゃべらず。
毎日放送の『新・情報7daysニュースキャスター』を見ていたら、ニュースワードランキングのコーナー
-
まだマスゴミに本物の日本人ジャーナリストがいたのか。 「韓国軍慰安所」をスクープ。
韓国軍がベトナム戦争中にサイゴン(現ホーチミン)に「慰安所」を設けていた-とするスクープ記事を「週
-
今一番のメディアは、産経ネットニュースだ。 ~共同通信社について。
産経ネットニュースは、面白い。 韓国ネタが多すぎて、辟易することもあるが、今一番だね。 毎日見
-
捏造フジテレビ。 記者会見をやれよ。
フジテレビは29日、今月5日に放送した日韓問題を扱った特別番組「池上彰 緊急スペシャル!」の中で、
- PREV
- マスコミ後進国・日本 -オプ・エド-
- NEXT
- 朝日新聞は拝金主義だったのか!