*

村上春樹は、歴史を知らないのか?日本人でないのか?

公開日: : 未分類

 村上春樹が、「日本の抱える問題に、共通して自己責任の回避があると感じる」と述べた(記事)。
「1945年の終戦に関しても2011年の福島第1原発事故に関しても、誰も本当には責任を取っていないという気がする」
「終戦後、悪かったのは軍閥で、天皇もいいように利用され、国民もみんなだまされて、ひどい目にあったという考えがある」とし「結局、誰も悪くないということになってしまった」。

 この見解は、一見もっともだが、今だにこんなことを言っているのか、という感じだね。
原発事故に関しては、正しい。
東電は、社長は一応辞任したが、東電はつぶすべきだった。
(朝日の社長は、辞任しないけどね。)
朝日も責任を回避していると、思っているのかね。
聞きたいところだ。

 「結局、誰も悪くないということになってしまった」。
これも、わからんでもない。
東条英機は、少なくとも、責任があるのだが、靖国神社に合祀されてしまったもんだから、曖昧になってしまった感がある。
何とか、分祀できんもんか、と思う。

 しかし、日本だけを悪く言うのは、歴史を知らん奴だ。
当時の世界は、植民地主義の時代だ。
その中で、欧米と日本が争っていたのだ。
日本も悪ければ、欧米も悪いのだ。
欧米も悪いと言わない奴は、嘘つきだな。
しかも、欧米の搾取型植民地主義と違って、日本は資本投入型の育成型植民地主義だから、欧米に比べれば、遥かに人道的だ。
 また、日本が戦争をしたから、結果的の面もあるが、アジア諸国が独立でき、ひいては、アフリカ諸国も独立できたのだ。
日本の戦争がなかったら、今でもアジアとアフリカは植民地で、欧米に搾取し続けられていた可能性が高いと思う。
 欧米の奴らは、悪賢いから、戦後ころっと人道主義に転じて、さもいい人のように振舞った。

 こんなこと、歴史をちょっとかじったら、普通の奴は、わかるもんだが。
村上春樹も、頭では、勿論承知しているだろう。
それでも、こういう発言をするのは、日本人じゃないのかな。
反日・自虐史観教に嵌っているのかな。
日本人だとしたら、頭おかしいんじゃないのか。

もし、日本人でないなら、作家なんだから、ちゃんと表明すべきだ。
作家というものは、自己をさらさなければならない。
そうしないなら、作家失格だな。

スポンサードリンク

関連記事

創価学会の資産10兆円、貧しい同胞を助けてやれよ。

 創価学会の現金資産は10兆円超え? 財界でも存在感が増している(記事)を見て、驚いた。  創

記事を読む

テロ資金法案の採決の結果が面白い。

驚愕のブログ「余命3年時事日記」で、 「特別な理由がないかぎり衆院解散総選挙はありませんね。」

記事を読む

ネトウヨは、ネットレジスタンス。

 第二次大戦中、フランスは、ナチスに占領され、屈辱を味わった。 そして、国民は密かにレジスタンス運

記事を読む

野々村県議のは、犯罪だろ?

 議会で、泣き喚いて、一躍有名になった兵庫県の野々村竜太郎県議は、説明できない政務費はすべて返還する

記事を読む

ネトウヨブログは、現代の川柳。

 余命さんが褒めてたので、2ch系ネトウヨブログの「保守速報」と「News U.S.」をよく見てる。

記事を読む

「昭和天皇実録」 ~たかじんの委員会~

 「昭和天皇実録」が、刊行開始されたそうだ。 それを機会に、たかじんのそこまで言って委員会で特集が

記事を読む

不倫休暇の宮崎議員、議員辞職す。

 育児休暇と称して、不倫休暇をしていた宮崎謙介衆議院議員が会見で辞職を表明した。 不良外人のくせに

記事を読む

大前研一、お前もか。

 従軍慰安婦問題について韓国要人「一言謝れば韓国人は納得」、と大前研一が、解説したそうだ(記事)。

記事を読む

日教組が政治献金しているとしたら、大問題だぞ。

 予算委で質問に立った民主党の玉木雄一郎氏に対し、安倍首相が「日教組は」などとやじを飛ばしたことが、

記事を読む

たかじんの妻さくら事件も、冤罪冨田と同様に奇々怪々の様相を呈してきた。

たかじんの妻さくら事件も、奇々怪々の様相を呈してきた。 引用。 「イタリア人の夫と結婚し

記事を読む

Comment

  1. IB より:

    こいつもまだ分かっていない…
    敗戦の責任を負ったのは東条英機でなく昭和天皇。天皇を差し置いて合祀とか分祀とか、いらんこと考えるな!

問答有用之助 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
PAGE TOP ↑