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橋下市長の真の狙いは、これだったのか。 凄すぎる。

公開日: : 橋下徹、 維新の会

 橋下市長が、昨日、在特会・桜井誠とヘイトスピーチについて議論した。
それについては、”橋下市長、珍しく在特会・桜井誠との議論に負ける。”という記事を書いた。

 そして、今日、記者会見で昨日の在特会との面談について、コメントした。
在特会の主張は、政治家として、僕が聞いた。
それに対して、維新の会と大阪市が対応していく。
従って、今後、文句があるなら、在日朝鮮人ではなく、僕に言って欲しい。
言うべきだ。 言ってくれると思いますよ。
特別扱いすることはかえって差別を生む、ほかの外国人と同様に制度を一本化していく必要があると思いますよ。
まあ、いろいろ経緯もありますよ。
しかし、もうだいぶ時間も経ったんだから、見直していく時期に来ているんじゃないですか。
時期も検討しますけどね。

 凄いことを言っている。
ヘイトスピーチは、俺に言え。
俺が受け止める。
そして、在日特権も無くす。
と、言っている。

 なんという素晴らしい手法。
これならヘイトスピーチを無くせる。
そして、在日特権も無くせる。
勿論、困難を極めるだろうが。
しかし、建前を通し、本音も解決する、という素晴らしさ。

 恐れいった。
橋下、在特会・桜井に負けると書いた自分がバカだったな。
橋下市長は、これがやりたかったんだ。
ヘイトスピーチを失くす、在日特権も失くす。
両方とも、文句ないだろう、ということだ。
在日は、勿論文句あるだろうけど、言いにくくなった。
この手際の良さと格好良さは、素晴らしい。

 しかし、昨日の在特会との議論からは、こういうことは、全然読み取れなかった。
橋下市長は、読み取れるように持っていきたかったんだろうが、できなかったということだな。
もしかしたら、わざとかもしれんが。
どっちにしろ、言いたいことは、記者会見で言えるからと、考えて。
在特会と会って、向こうに発言させれば、それで良かったということだ。

 橋下市長は、策士。
オープンで正々堂々とした策士。
安倍首相は、老獪な策士。
安倍首相の方が、揉まれている分、上手のようだ。
当分、橋下市長は、大阪。
安倍首相は、危機にある国政。
それが今は相応しい。

もしかしたら、橋下市長は、石原慎太郎から何か聞いているかもしれないな。

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