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余命3年の橋下反日発言には、納得しかねる。

公開日: : 橋下徹、 維新の会

 つい最近、余命3年時事日記の存在を知り、その内容に驚愕した。
驚愕したので、長かったけど、最初から最後まで読み通した。
ブログは、先代のかず先生が亡くなられて、今は後継者の方がやっておられる。

 さて、最近の記事で、橋下維新が、反日勢力であることが明らかになった、と書かれている。
主に、在特会・桜井対談が根拠になっている。
それだけなら、そう誤解されるかもしれない。
しかし、次の日記者会見で、在日特権も見直すと発言している(参照)。
ヘイトスピーチも在日特権も両方失くすためにやった、会談なのである。
詳細は参照記事に書いたが、橋下市長の天才ぶりが現れている。
橋下市長は、人権や民主主義を非常に重んじているので、決して無茶はやらない。
そこが、余命さんの誤解を招いているのじゃないかな。

 あと維新と民主党の連携も誤解を招いている原因だと思うが、これはよくわからない。
基本、国政は国会議員に任せていて、橋下市長は、大阪都構想に集中しているから。
民主党が乗っ取られていると思わなければ、民主党と連携するのは、当然だろう。

 大体、大阪は、生活保護大国である。 
そこで、維新は、他政党と戦っているのである。
それで、反日勢力と決めつけるのは、どう考えても理屈に合わないだろう。
余命さんは、たぶん東京の人だから、大阪の情報に疎いんじゃないかな。
それに、先代さんが、「維新は終わり」と書いているけど、維新が反日とは書いていない。
維新の勢いが止まったと言っているだけだ。
当時、選挙で維新が台頭しすぎて、自民が相対的に弱くなるのを心配していて、ああいう表現になったのだと思う。

 やしきたかじんの父親が在日であることが最近判明した。
けど、たかじんは、安倍首相復活を後押ししたし、反日ではないだろう。
橋下市長も、父親が在日である可能性があるとは思うけど、母親はその躾ぶりから日本人だと思うし、たかじんと同じだと思う。

 ということで、橋下市長が反日であるというなら、もっと説得力のある話をしてほしいもんだ。
おそらく、先代ほど情報がなくて、憶測で物を言っている気がする。
安易には、言わないでほしいもんだ。

 あと、余命3年のストーリーで非常に重要なポイントを占めるのが、在韓米軍の撤退だと思う。
ところが、最近、在韓米軍の撤退の延期が発表された。
しかも、「韓国軍の対火力戦闘能力が補強される2020年ごろ
までに在韓米軍2師団の210火力旅団をソウル北方の京畿道東豆川市にそれぞれ引き続き残留させることでも合意した。 」
という話だ。
これだと、余命3年のストーリー成立の可能性がかなり低くなったと思う。

 この件については、是非触れて欲しいな。
もっとも、第一発言者にはならない、という余命スタイルから言えば、たとえ情報があっても触れられることは、当分ないかもしれないが。
これだけ、ブログの存在が知られても、第一発言者にはならない、という理由がイマイチ理解できないが。

これは、言っとくけど、反余命3年の記事ではない。
余命さんには、どんどん記事を書いてほしいと思っている。

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Comment

  1. C より:

    韓国からの米軍撤退のはなしはびっくりです。
    今からじっくり読んでみます。遅過ぎですが。

    第二次朝鮮戦争が起これば特需景気の再来。静観する関係国が益することになりますね。
    関西地域に軍需関係企業乱立、福岡下関あたりが一大輸出拠点、関東もおこぼれにあずかる。そういう流れでしょうか…

    政治とは残酷なものですね。
    景気回復は大歓迎ですがやはり良心の葛藤は残ります。

    • 問答有用之助 より:

      誰も戦争で景気回復なんて望んでませんよ。
      日本の社会の過半を越えると思われる不正や犯罪の元となっているガンを取り除いてほしい、と思っているだけですよ。
      日本に同化していたら、何の問題もなかったのにね。

  2. Sakuya より:

    橋下さんに関して、私も当初はあなたと同じ意見でしたが、大阪に外国人特区を作るとか、カジノを作るとかいろいろみていると次第におかしいと感じる様になりました。今は反日勢力だと思っています。他のブログを読んでみたらどうでしょう・・・。

    • 問答有用之助 より:

      自分も判断に迷うことがあったけど、彼の発言は極めて正しくて、頷けることが多いから、信用している。
      橋下市長と安倍首相の発言の中身は、双璧でしょう。
      ただ、自分も外人がらみの話とカジノには、大反対です。
      それに彼の父親が外人の可能性は結構あると思うけれど、反日ではない。

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