「昭和天皇実録」 ~たかじんの委員会~
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「昭和天皇実録」が、刊行開始されたそうだ。
それを機会に、たかじんのそこまで言って委員会で特集が組まれた。
昭和天皇の生涯とお言葉を振り返る。
勿論、太平洋戦争と共に。
見ごたえのある番組だった。
浮かび上がってくるのは、戦争に反対ながら、それを言葉にしながらも、戦争に進んでいく政府・軍部にどうしようもなく苦悩する昭和天皇の姿であった。
この事実は既に自分も認識していた。
それを知るにいたったのは、昭和天皇が亡くなられた時、朝日新聞で掲載されたライシャワー駐日大使の追悼文を読んでからだった。
昭和天皇は、立憲君主国の天皇として、明治憲法を重んじていたのだ。
すなわち、国民の代表たる政府の政策を覆すことはしなかった。
例え自分の考えと違っても、国民の意思に従うことを、一番に考えていたということだ。
自分は、偉大というのとは少し違うが、正しい人だったと思う。
天皇は政治を決めるべきではないと思っている。
当時でも今でも。
国民の代表たる政府がまちがった判断をしたとしても、それを天皇が変えるべきではない。
正しいかどうかなんて、わからないんだから。
間違える権利を有するのは、国民の代表たる政府のみだ。
太平洋戦争は、間違った戦争であった。
それは一見正しい。
日本にとっては、間違った戦争であった。
しかし、世界史的にみたら、太平洋戦争のおかげで、欧米諸国の力が弱まり、アジア・アフリカ諸国が独立できた。
太平洋戦争がなければ、今でもアジア・アフリカ諸国は植民地として欧米に富をむしり取られていただろう。
決して、欧米は正しい善良な国々ではない。
マシではあるが。
さて、今回の番組で、今までの認識が正しかったことを確認でき、さらに色々な情報で補強された。
そして、昭和天皇への敬愛の念がより強くなった。
一人の人間として、とても敬愛できる。
昭和天皇は、節々で和歌を詠まれている。
つくづく素晴らしい伝統だと思う。
ちょっと話がそれるけど、田嶋洋子は日本人じゃないな、と強く思った。
慰安婦とかを専門にしながら、戦時の天皇のことを知らなさすぎる。
そして、日本人はアジアの人を2千万殺したんですよ、と言いだした。
津川さんが、言う。
「あんたがたも日本人なんですよ。 人ごとのように言ってるけど。」
これがちっとも堪えてない。
すなわち、日本人じゃないということだ。
日本人じゃないなら私は違うもんと思えるからな。
井沢さんが「スターリンとか毛沢東とかもっと殺してますよ」と言ったら、「私は日本の話をしてるんです」、と喚きだした。
一体、どういう神経をしているんだろう。
日本人のふりをして、嘘をついてついてつきまくって。
自分の良心に苦しめられることはないのだろうか?
嘘をつく苦しみを感じることは、ないのだろうか?
ほんと、異常な民族だ。
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